ウィンストンキャビン・レッド・2 ボックス
20本入り
500円
タール2mg
ニコチン0.2mg
キャビン・ウルトラマイルド。現状2ミリの煙草はこれだけです。
なんでこんな中途半端なものが存在しているのかというと、この煙草は90年代の後半に差し掛かったころ各社は流行りの1ミリ煙草をドンドンと投入していったのですが、味が薄いのは仕方がない訳で、その対抗策みたいなものとして登場した経緯があるわけです。
キャビンの1ミリが世に出たのは更にその数年後になりますから、こちらの方が先輩にあたる訳です。
その頃のキャッチコピーは"YES CABIN"でした。
味わいは1ミリよりはキャビンらしさが感じられ、十分満足できるとまでは行かなくとも時代には合っているのかなと思わされます。
でもやっぱり弱いものは弱いです。このところ私が勝手にやっていることとはいえ弱い煙草ばかり吸っていると、もう少しちゃんとした煙草が吸いたくなるのも正直なところであります。
でも次は5ミリのキャビンにするので、この欲求は少しだけ解消されるはずです。
空気穴は大きめが1列、デザインなんかは1ミリと全く同じでこれをデザインした人は煙草を吸うのかな、なんて余計なことを思ったりもしますがJTはこの方式なんだから諦めましょう。
この煙草自体は悪いものではなく香りが感じやすく思われ、邪魔なものを省いたキャビンの形をはっきりと表したもので、物足りなさはあるものの及第点以上のものをあげてもいいんじゃないかと思います。
それから、この2ミリはキャビンのシリーズの中では一番入手性は悪いかも知れません。1、5、8ミリは置いてあっても2は置いてない店が結構ありました。皆さんの周りはどうでしょうか??
マイナーな銘柄を求める場合は自分なりの購入ルートを確立しておかなければなりません。ただ買って帰るのもいいですが、その道すがら面白いもんを見つけたり、美味しいもんを食べたり、色んな付加価値のようなものが生まれてくるんです、そういった風なこともありますから煙草もちゃんとした趣味になり得る存在なんです。人間基本的に何やったっていいんですから、入手性の悪さもそんなに具合の悪いもんじゃないですよね。