煙草は遊び

ウィンストンキャビン・レッド・8 100's ボックス

ウィンストンキャビン・レッド・8 100's ボックス

20本入り

500円

タール8mg

ニコチン0.7mg

いわゆるキャビン・ローストブレンドですこれ。

以前紹介したキングサイズの方の8ミリキャビンとは味が違います。こちらは苦味が強調されており、それに伴ってか甘味も強いですね。ラムの甘さとビターチョコレートの苦さを表しています。

ローストブレンドが世に出て直ぐに吸ったことがあったんですが、その頃は常喫がエコーだったせいもあり随分と甘い煙草だなあと思ったものですが、今こうして改めて喫してみると、当時のコーヒー牛乳のようなチープな甘さは鳴りを潜めており、煙草葉の豊潤さも良く感じられて非常に高いレベルに仕上がっているなと感じました。

結構偏った銘柄ではあるんですが、これはキャビンの行きついた一つの究極形なのかも知れませんね。 

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キャビン・マイルドとは全然違う。

ひっそりと、人知れず、地味に進化を遂げた隠れた逸品です。

当然ながらキャビン・プレステージみたいな高級路線とはまた違っていますが、ラークを意識して開発されたキャビンではありますが、完全にこちらのシリーズが勝っているんじゃないでしょうか。

言い過ぎかなこりゃ。
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空気穴は1列、ルーペで確認しないと私には見えませんでした。

どうせならフルフレーバーを復活させてほしいですね、100'sサイズの。

今回1ミリから順に吸って行って、キャビンの極北みたいのが見えました。でもこれが限界ではないはずですから、もっとこうガッとグワッと来るキャビンキャビンしたものを吸ってみたくなりましたね、こういうのはほんの一部の人だけ解ればいいんです。大多数に迎合しなくていいんです。紙巻煙草を美味しく吸うには1ミリから順に一箱ずつ刻んでいって最終的に行き着いた銘柄が美味しいと思えるならば、その銘柄は好きな味だと言えるみたいなことでしょうか。こういうやり方を今後もやるかは未定です。

キャビンは今っぽい煙草かどうかはわかりませんが、決して時代遅れになったわけではないですね。後味なんかも私は好きな部類です。これが嫌な人はだめでしょうけどね。

そういうところが今風ではない、しかし古臭すぎる訳でもないと。

そんな煙草でした。
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