アーク・ロイヤル・ワイルドカード
20本入り
500円
タール9mg
ニコチン0.6mg
ウルグアイ製のコーヒーフレーバーを謳う紙巻煙草。
コーヒーといってもブラックコーヒーではなくて甘いコーヒー牛乳のような感じです。ルームノートやらシガレット自体の香り程、喫味までコーヒー牛乳かというとそうではなくてオリジナルのアークロイヤルの雰囲気を纏いつつコーヒー牛乳は鼻から嗅いで感じる程度のもので味わいまでは落とし込めていないように思われます。 もっとコーヒーコーヒーしていていいのにそうではない。わざとそうしてあるのか、出来ないのか、ちょっと中途半端な印象もあります。だからコーヒー牛乳を飲みながら吸えば完璧なんじゃないでしょうか。
MONTEPAZという製造メーカーです。ブライトシリーズもここの製造ですよ。
空気穴は地味に2列。以前は100sサイズながらソフトパックでありましたが今はボックスタイプで、紙巻自体も以前のリトルシガーを模したような茶色のテクスチャではなくて吸い口も巻紙も今では真っ黒なもの、そこにゴールドのラインとARK ROYALの金文字に変更されています。何だかサブカル気取りの若者には好まれそうな見てくれですね。
ワイルドカードとはトランプのババの事ですよね。ジョーカーなんて煙草がありましたがあれのオマージュ品なんでしょうかね。今のリトルシガーのジョーカーではなくて元祖の紙巻の方のジョーカーの事ですよ。あれの味はもう忘れてしまいましたが、なんかコーヒーっぽかったような気がするんですけど残念ながら既に記憶の彼方ですね。
ちょっと調べたんですが、ジョーカーってのは宮廷道化師のことで、王様含む人を弄って笑いを取る存在で、王様の所有物なので扱いはそれ程良くはないが、王様に意見することが許されている存在でもあるとのことです。 面白い存在だと思いました。万能なようでいて全く万能ではない。
この煙草は吸う人の周りの人がコーヒーフレーバーに包まれて、吸っている本人は実はそれ程でもない。
シガレット自体の香りはコーヒーでも吸う煙はそれ程でもない。煙を嗅いだり味わったりするだけではダメでシガレット自体の香りにも気を向けないといけない。そういう煙草みたいです。