アーク・ロイヤル・パラダイス・ティー
20本入り
500円
タール6mg
ニコチン0.5mg
まあ、当然次はこの煙草になるんですが、10年前ぐらいに初めて吸った時はワザとらしい紅茶のフレーバーでもう二度と買わないと思っていたのですが、 今回はそうは思いませんでした。改善されたのか、私の舌が馬鹿になったのか、それとも馬鹿だったのか、少なくとも今のパラダイスティーは紅茶フレーバーの紙巻煙草として違和感や偽物感は無くなっているように感じました。
アークロイヤルとしての味と香りは薄いですが紅茶フレーバーで補ってありますから物足りないなんてことはないでしょう。この香りはフレーバー煙草として大成功だと言えると思います。実際の紅茶はもう少し味わいに深みがありますがパラダイスティーの場合はその役目を煙草葉が行うわけです。その組立具合はワイルドカードよりもバランスが取れていて完成度はこちらの方が一枚上手です。
それでも若干の違和感はありますね、でも目くじらを立てるレベルではないので別に問題ないでしょう。
見づらいですが空気穴は2列。
ワイルドカードとは打って変わって真っ白で、巻紙の方にParadice teaの金文字あり。今時こっちに印字してあるのは珍しいですね。
短いフィルターであまり損をした気分にはならないと思います。私はこれぐらいの長さのフィルターが好きです。
500円でこんなものが手に入ってしまうのなら紙巻煙草はもうこれでいいじゃないかと言ってもいいかも知れない。ただやはりこのシリーズは入手性に問題があります。これは非常にもったいないことのようでもあり、マニア向けの煙草だから今ぐらいの珍しさで良いのかもしれないとも思うそんな煙草ですね。
今回分かったのはこの煙草は100点ではないが、95点ぐらいの完成度であることが判明しました。見つけたら買って損はないとはまさにこれの事です。紙巻煙草なんだしこれでいいんです。更なる深みとか厚み奥行きなんかはもはや紙巻煙草の範疇からはみ出してしまいますからね。