ボヘーム・シガー・No.6
20本入り
520円
タール6mg
ニコチン0.6mg
こちらは韓国のKT&Gが出しているシガー葉が30%含まれているというシガレット。
2010年ぐらいから販売していますが、愛好家がそれなりにいるのか定番とまでは行かずともマイナーでありながらも細々と売れている煙草です。このパッケージを洒落ていると見るか、纏まりなくセンスがないと見るか意見が分かれそうではあります。
ボヘム葉巻が含まれています。
キューバと南アメリカから収穫されたシガーリーフの 30%。
彼らの肥沃な土地と気候は葉巻に適しています。
空気穴は1列。
非常に目立たないものでルーペでようやく確認できるレベルの小さな穴でありながらもしっかりと多めに開いています。
火をつける前のシガレットを嗅いでみると、何だか酸っぱいような香りがします。そして着火させてみると6ミリとは思えない吸いごたえがあり、シガー葉をハッキリと感じることができます。
バニラかチョコレートか着香が施されており、しかもこれはかなりしっかりとしたものでシガー葉の苦味や旨味といい具合に絡み合って値段以上の味わいをもたらしてくれます。
これはべたっとした様子ではなくてドライな着香です。オズモやアークロイヤルに近い印象を受けました。終盤なんかはかなり濃いフレーバーになりますね、もしかしたらこのことが人を選ぶ結果になるかもしれませんが、私は好きな範疇ですね。
30%のシガーリーフはその含有量からして隠し味と言えるかもしれませんね、この煙草はあくまでも着香ありきの出来栄えに思えます。
ボヘームには後発にあたるスーパースリムサイズのリトルシガーもありますが、それよりもこっちのボヘーム・シガー・No.6の方が私にはしっくり来ました。強めの着香のせいか紙臭さもさほど気になりません。燃焼時間も及第点以上、ただ入手性にだけ問題を残しています。実にもったいないことです。