ハイライト メンソール
20本入り
490円
タール10mg
ニコチン0.8mg
ハイライトっていうと、おじさん煙草の代名詞みたいな感じですが、今やおじさんですらハイライトなんか吸ってませんよね、せいぜい90年代までじゃないですかね。
でも、このメンソールの存在によって、なんとかオリジナルの方もマニアックな人気を得ているとも取れますね、それによって売上減少によるオリジナルの廃盤を遠ざけていると言えます。
果たしてそこまで考えられてこの煙草が世に出されたのかは不明ですが、現在はそんな雰囲気の煙草となっております。
で、このメンソールは00年代初めごろに地域限定販売から始まって、好評を得て全国展開されたんです。その頃JTは、色んな銘柄のメンソールバージョンを展開しました。ハイライト、ホープ、セブンスター、ピース、キャビン、キャスターなどです。
残念ながら消えてしまった銘柄は元の味とメンソールの相性が悪かったんでしょうね。ピースやキャビンのメンソールはそんなに美味しいとは思いませんでしたし。
この煙草はオリジナルの栄光にあやかって誕生した、謂わばパロディー的な存在であると言えるでしょう。
オリジナルがどうしても拭えない時代がかった重苦しさを感じさせない、すでに発売から15年ぐらい経っていますが、新しい今っぽい紙巻煙草ですねこれは。
封緘紙はあくまでオリジナルに沿った同じデザインを採用しながらも、薄い緑地に濃い緑色で、古臭さを感じさせないカラーリング。美味しそうな色です。
空気穴は1列あると思うんですが、良く見えません。今度ルーペを買って来ることにします。
hi-liteの印字も鮮やかな緑色です。コルクチップ柄の吸い口で黄色味を帯びた色をしています。オリジナルとは違うものです。味わいの方は当然ハイライトはハイライトなんですけども現代的な吸いごたえで、メンソール感もそこまで強いもんじゃありません。
人によっては懐かしさを感じたりするかもしれませんね。しかし、ソフトパックですから、開封直後と最後の1本ではメンソール感にかなりの違いが生じてしまうので何らかの対策は神経質な方には必要になるのかもしれません。私は気にしません。灰も飛び散り易い方ですかね。
ラムフレーバーのメンソールですから、相性がいいのは当然です。人々が求めていたのはハイライトマイルドとかじゃなくてメンソールだった訳です。