20本入り
570円
タール9mg
ニコチン1.2mg
煙草の漬物ペリク入りです。ペリキュー葉。
正真正銘のペリクは現在このアメスピにしか使われてないみたいですから、有難く頂く必要が有るかも知れませんね。
ペリクは5%だけの含有にとどまっているみたいですが、独特の酸味や塩味がバージニアの刺激を円やかにしてくれているからなのか、アメスピの重厚感を少しだけ親しみやすく感じます。
ペリクっていうとどうしてもスリーナンズっていうパイプ煙草を思い出しますが既に手に入りません。だからこの本家ペリック葉を使っているアメスピを吸うしかない訳です。
何でもアメスピが農家を買収したらしいですよ。だからそうなっているんです。元々生産農家自体も少なく幻系の葉っぱなんですね。
空気穴は1列。結構多めに開いています。
この煙草は絶対にフィルターを外すべきです。フィルター越しですとどうしても凄く乾いた印象の硬い煙になってしまいます。バージニアの良さが伝わらずえげつなさだけがやって来る感じで豊潤さを感じにくくなってしまいます。フィルターをもいで喫した方がバージニアの本来の味わいを感じやすくなりますし、そこに働くペリクの効果も感じ易くなるように思われますからそうした方が良いでしょう。
でもそんな事を言いながらフィルター付きのままでもそれなりに美味しいものですから実際20本全てフィルターを外す必要があるかというとそうではありません。フィルター越しでもちゃんと美味しいものです。
私はこのアメスピシリーズの中ではこのペリックが一番好きですね。レアな葉を使っているから余計にそう感じてしまうのかも知れないけど、アメスピのヒリヒリ感がマイルドに感じられて、だからといって物足りないではなくキチンとした個性を発揮しているからでしょうか、燃焼に時間がかかるのは確かですが途中で飽きたりせずに最後まで楽しめる。フィルターを外したり、そのまま吸ったりしながら気づいたら1箱空になっている。