20本入り
570円
タール10mg
ニコチン1.5mg
これ、もしかして凄い古い在庫なのかもしれませんが、賞味期限が書いてないので実際のところは解りません。
アガットってのは遅摘み葉のことらしいです。
味わいの方はアメスピらしくなく立ち上がりから煙量豊かなんですが、個性が際立っていたりするわけでもなく、昭和の公民館での寄り合いで吹かす煙草みたいにただ飾り気のなさを感じますね、このハイライトよりも上のニコチン量ですから山は有りますよ。
でも私はアメスピならペリックが一番好きだな。ペリックを吸えば済む話なんです。
アメスピって高い、薄い、葉っぱが多すぎる、と敬遠すべき要素が多くてどうにもアレなんですが、こいつもやはり570円出して吸うべきもんじゃないと思いますね。
葉っぱを減らして安くすればそれでいいのに 。
遅摘み葉って美味しいでしょ?と、言いたいんでしょうか、そこんところが今一不明ですね。悪い煙草じゃないんですよ。
後半から終盤にかけての味はとてもプレミアム価格の紙巻煙草とは思えません。金属製のスプーンを舐めているかのような味がします。
これがね、400円だったらもっと褒めますよ、それからこの味なら常喫系の低価格のパイプ煙草でいいような気もしますね、そんな雰囲気を感じます。
まあとにかく煙量感に浸りたい時にはいいのかも知れませんね。
あとは煙草を吸うときは何にも考えないで、ぼけーっとすると決めている人には丁度いいのかもしれません。
空気穴は1列、このTN値ならいっそのことこんなもの無い方がいいんですが、これがアメスピなんですよね。
なんか雑なんですよ。でもって野暮ったいんですよ。アメスピってフィルターの違いとかでバリエーション展開をしてるんですが、そのこと自体は悪いとは思いません。しかしこのアガットにおいてはそれが良くない方に働いてしまっている印象を受けますね。
2箱目は無いかもな。車に例えると時代遅れのシングルカムエンジンを積んだビッグセダン。そんな煙草でした。