ジョーカー・カオス
20本入り
630円
タール13mg
ニコチン1.3mg
JTの旧ジョーカーが廃止になって20年ぐらいは経つんでしょうか?
何年か前にリトルシガーとして復活してたんですが、それは結局吸わずじまいで今日に至るわけで、そんならば今手に入る紙巻のジョーカーでもって感じで購入してみたんですよ。このシリーズもモタモタしてると廃止になってしまうとあれなんでね。
120ミリのスリムサイズは元祖と同じでありますが、パッケージは今風というか何というかTPOを弁える必要性がありそうな様子。
空気穴は1列で、御覧のような見た目。茶色い吸い口に茶色いテクスチャの巻紙で、リトルシガーのようなその印象はいかにもジョーカーそのものと言えるでしょう。
味わいは甘くてビター。メープルシロップとチョコレートのフレーバーがグッと来ます。
濃ゆい煙は薄すぎるでなく、しつこ過ぎるでなく、その強めのフレーバーと相まってコーヒー牛乳みたいな雰囲気をもたらしてきますね、昔のジョーカーがどんなだったかイマイチ記憶の彼方ではありますが、こういうチョコレートっぽい味わいだったのはなんとなく覚えています。アークロイヤル・ワイルドカードはおそらくジョーカーのオマージュ煙草でしょうが、やっぱりこの本家の方が美味しいですね。
製造自体はスイスで行って販売は日本たばこアイメックスになってますけど、このサイズの紙巻を作る機械はもしかしてもう日本にはないのかもしれませんね。憶測ですけどね。
私はこういう味の濃い煙草は大好物ですから、そんなことはどうでもよくて、美味しい煙草が吸えればそれでいいんですよ。でもまあ、人を選ぶ煙草でしょうね、味と言いサイズといい値段だって安くはないし、入手性もいいとは言えない。それでもそういうのを乗り越えてでも1回試してみる価値はあると思います。
ジョーカー・カオスは私にとってそんな煙草でありました。