ピース・リトルシガー
20本入り
650円
これもこないだ、CLUB JTのサイトで買ったんですが、サイト限定ではなかったように思います、なんかどこかのお店で見かけたような記憶があるんですよね、そんなに多くは出回っていないようですが、そのあたりは今度専門店で確かめてみることにします。
パッケージが紺色に茶色で実におじさんぽいですが中身の方はどんな具合に仕立ててあるのか早速確かめてみますね。
ふたを開けてみるとこんな感じでシート煙草と同じような色合いの吸い口に紺色にゴールドで鳩のマークが付いてますね、Peaceの文字は見当たりません、そんなこといちいち入れなくても判ってますしこの金の鳩はピースでしかありえませんからこれでいいでしょう。空気穴は見づらいのが1列だけありました、フィルターはプレーンフィルターを実装してあります。シート煙草もわかばシガーなんかとは違っていてちゃんとしたものを使っていますね。
そしてこの位置から見ても茶色いんですよね、こういうのは他では見たことないです。先ほどプレーンフィルターと書きましたが、このプレーンフィルターは2つ入ってます、これは空気穴の性能との兼ね合いなのか、それともこの茶色いフィルターが煙が通ることによって変色していくのをいい具合に調節しているのかそのあたりの理由はよく判りませんでした。
火をつける前の香りはバニリンそのものというよりも、よりリアル寄りのバニラ香といえるもので、キャスタープレミアムバニラみたいな様子の香りに近いですね。
味わいはリトルシガーらしく程よいビターな香りが終始ありながらも、やっぱり100%バージニア葉のピースを吸っているのだなと思わせるもので、甘みもかなり強い部類で、人によっては甘みが邪魔に感ぜられるかもしれません。吸いごたえは軽い方でしょう、10ミリぐらいの紙巻煙草を想像してもらえれば良いかと。燃焼時間は軽い吸い口ですからそれほど長くは燃えていませんが、速く燃えすぎて損だなんてことはないと思います。
でも、これがピースかというとこれは自分の中にあるピース像とはベクトルの異なる亜種としてのピースなんじゃないかと感じる訳です。リトルシガー然としたこのビターな味わいは元来のピースとは一線を画すと思うんですよ、決して不味いなんてことはなくて美味しい煙草であることには違いないんですがその辺は人を選ぶ味わいになっているのではないかなと、そんな感想を持ちました。