ガラムスーリヤ缶(36)
36本入り
1250円
タール 42mg
ニコチン 2.1mg
インドネシア製、紙巻煙草でこれより変わった煙草は恐らくないだろう。20本換算で680円と高目の価格設定だが、1本で10~15分程楽しめるのでそれほど高いとは思えない。
味の方はクレテックということでクローブの香りが豊か、吸い口が甘いのは嫌いだが、クレテック煙草なのでそれは許せる。それどころか吸い口の甘さもふくめてのガラムであろう。
灰が結構粗目で行儀よく喫するのは難しい、火種があさっての方向に曲がったり、パチパチ爆ぜて灰が飛び散り服に穴が開いたりもする。運転中に吸うのもお勧めできない。
ルームノートもまた凄まじい、家族に嫌われたくなければ換気扇の下で吸うのを推奨する。
そればかりか飲食店は勿論のこと、バーや喫茶店、喫煙所でもこれをやるのはお勧めしない。周りの十分な理解と許可が必要となる。
ガラムに初めて出会ったのは学生の頃、友人に貰ったのが最初だ。タール40mg越えのいかれた煙草が実に痛快であった。
全てにおいて大らかな煙草、今の日本でこのガラムスーリヤ缶を受け入れる度量は残念ながらないのかもしれない、周りに人がいない外で吸うのが心地いいであろう。
本当は、たまにインドネシアに遊びに行って現地で吸うのが最適解なんであろうかと思います。
蓋を開ければそこにはスーリヤ(太陽)のリーフレットが。
フィルターを外して今は廃盤となったガラムノンフィルターに思いを馳せることも。