キャメル・ボックス
20本入り
450円
タール12mg
ニコチン1.0mg
紙巻の昔と比べてキャメルらしさが無くなったキャメルですけど、意外とキャメルしてますね。
RJRのキャメルとはやっぱり違いますけど、昔のキャメルライトに近いと言えばかなり近いというか、だいぶ寄せてきたなと。
トルコ葉っぽさはありますよ、トルコ製だけに(?)。でもJTがからむとこんな風になる訳でして。
案外悪くないです、意外といいですこれ、昔のキャメルのことを忘れれば、これはこれで十分個性的です。次のリニューアルはまだでしょうか。
箱に12とか数字を入れるのは正直ダサいと思います。数字を味わってるんじゃないんですよね、私たちは。初めて試す銘柄ならいいのかもしれませんが、今日日何の情報もなく買う人ってそんなにいるんでしょうかね、承知の上で買ってると思うんですけどね。
いやしかしですよ、これは勝手な思い込みかも知れません。タールで白い壁が黄ばむのは当たり前ですが、電子タバコでも黄ばむかもしれない。やってみないとわからない。
やらないけど。
あとは全く味だの強さだのに無頓着な方もいるでしょう。そういった方には全く意味を成さない表示ということになります。
なんだかぐちゃぐちゃと書きなぐってますが、余計な情報は無いなら無い方がいいということです。
そんなことばかり言うとこれは微妙な煙草と思われてしまいますが、慣れてくると甘みを感じます。酸味もほんの少しだけあります。普段別の銘柄を吸う人が1本だけもらい煙草をしてもこれには気付かないと思われます。
新鮮な気持ちで味わってみると、だんだんと良さがわかってきます。このえらい簡素なパッケージデザインからはこういった良さは漂って来ませんが、ちゃんと作っている煙草なのは間違いないようです。しかし、よく見てみるとラクダのオーラみたいな感じにも見えます。キャメル・シガーもこんなんでしたね。
いくら安くてもリトルシガーの味そのものに馴染めない方もたくさん居るでしょうから、そんな方にはキャメル・ボックスは実は打ってつけなんじゃないでしょうか。
空気穴はうっすらと1列のみ存在しています。ルーペで見ないとわからないくらいにわからないようになっています。上手に隠してありますよ、私なんかは裸眼では最早判別が付きません。
吸い口はコルクチップ柄ですが、巻きの方には白い部分があってCAMELとあります。
この白い部分はできればない方が私は好みですね、なんだかこれだと子ども扱いされている気がして少しだけ恥ずかしいです。それは何故かというとコルクチップ柄の吸い口はハードなものであるみたいな思い込みがありまして、それをこの白い部分によって緩和してもらっていると勝手に思っているんです。ホープとハイライトも白い部分はありますが、元々はありませんでした。当時私はこれは根元まで吸うと指が熱かろうという気使いであると私は解釈し、迎合したなと思ったものであります。大人への憧れを削がれたと感じたわけです。それが、老眼のおっさんになった今でも続いていると。
でも、指が熱かったり黄色く変色したりしづらくなったのは、少しだけ嬉しく思ったのはここだけの話です。
この白い領域は長すぎるフィルターを誤魔化すこともできるんですよね、全部コルクチップ柄だと長いフィルターが強調され過ぎて、損したような気分になります。短いんなら別にいいんですがね、なんだか貧乏くさい話になってきたんでこれぐらいにしますね。