ラーク・KS・ボックス
20本入り
500円
タール12mg
ニコチン0.9mg
この前、クラシック・マイルドを酷評しましたが、赤ラークの方はどうでしょう。
チョコレートの風味は控えめです。クラシック・マイルドと同じような、ウイスキーのお湯割りみたいな風味も近いものがありますが、邪魔になるレベルではなく、全体としてはまとまりのある仕上がりと思えますね。100sも存在しています。
ラークは赤が一番好きですね私は。
煙草葉の豊潤さも伝わってきますし、それと相まってチョコレートフレーバーがいい具合に絡みながら鼻腔を漂います。わかり易い味なんだけど、単純すぎる程でもない。
良い一服感ってこういうのですよ、コレのために遠い喫煙所まで行くんですよ、今のスモーカーは。煙草はどうせ喫煙所で吸うんだからこういう風に仕上げたんですかね、そこはわかりませんが、今における喫煙事情にとても合ってると思います。
中紙は白。本場の味ってあります。これはラークマイルドと共通だったはずです。
これもパッケージに12とありますけど、そんなにダサくは見えません。
優れたデザインとはこういうのなんでしょうね、用が済んだら捨てられる箱ですが、こだわりも感じます。細かいボーダーは、エンボスになっていて手触りもなかなか良いものです。
短めのコルクチップ柄フィルターには空気穴はルーペで確認しましたが、見えませんでした。いい色してますね、グレーで縦にLARKとあり、これが妙にカッコよく見えます、そして白い2本のライン。このライン同士が近いのがまた絶妙です。
味も気に入りましたが、この煙草の見てくれには非常に気に入りました。
総評としては、やはりラークは、クラシックの方ではなくこちらのシリーズで勝負していると思います。紙巻煙草にはわかりやすさが重要であると感じました。
なんたって葉巻やパイプ煙草と違って、数売らなきゃならない訳ですからね。