煙草は遊び

メビウス ボックス

メビウス ボックス

20本入り

540円

タール10mg

ニコチン0.8mg

別にこんなつまんない煙草、紹介しなくてもいいよって。ソフトパックの方を紹介したでしょう、って思われるでしょうがセブンスターの後に吸うとそのマイルドさがとても心地よく感じられます。この煙草が真価を発揮するのはセブンスターからの鞍替えの時。

そして日々の人生において恐ろしい程にマッチする。それがつまらなさにつながっているんだと。

ただ何となくやるのもいいし、 拘ってやるのもいい。

前にソフトパックを紹介した時以来に吸うメビウス・オリジナルですが、これは売れる筈ですよ。複雑な味わいなのにキチンと纏まっている。P社にはこんな煙草作れないでしょうね。

起き抜けに吸ってもいいし、食後でも飲みながらでも、少し動いた後でも前でも、風呂上りもいい。シチュエーションなんか選ばない。老若男女も問わないですね。

変わった味なのになぜか普通だと感じさせられる。水とか空気に近い。

これはいったいなんだ??怖いですね。

キャスター・マイルドのCMの鹿賀丈史さんは私鉄沿線97分署ではマイルドセブンを吸っていました。奈良刑事ですよ確か。

あの頃の刑事ドラマっていうと西部警察とか大都会みたいに車が爆発したり、犯人に撃たれたりするのが普通だったんですが、97分署はそうじゃなくて人情派の刑事ドラマでした。でも渡哲也は出てましたがヘリからショットガンを撃ったりするんじゃなく検視官役でした。物語の最後は渡哲也のカットで終わるんです。ロケ地はたまプラーザでした。決して若手が殉職したりはしないですけど、非常に新鮮なドラマでした。でもたしか裏で元気が出るテレビがやってたんですよ、こちらは時期はすこし後でしたので97分署が終了してからはそっちを観てましたね。

今回は若い人はほっぽらかしの内容でしたがメビウスはそんなことありません。

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ジェット・メンソール・KS・ボックス

ジェット・メンソール・KS・ボックス

20本入り

360円

リトルシガー

インドネシアの安リトルシガー、まだこんな値段で手に入ります。製造はオーストラリア。ジェット8よりも吸いごたえがあります。メンソール感も強めで目が覚めます。

ジェット8は少し細いですが、こちらは普通のキングサイズとなっております。

煙草はこのサイズでなけりゃダメだっていう声があるのかその辺は解りません。でも硬派なおじさんなんかは細い煙草は女性向けであると認識していると言えなくもないですね。勿論メンソールだけでなくレギュラーもあります。 

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空気穴はわかり易いのが2列。でも空気が入りすぎることはなく、インドネシアのリトルシガーらしい味わいはちゃんと伝わってきます。

このシリーズはJT絡みのリトルシガーよりもリトルシガーらしさが有ります。これはシートタバコの違いが大きいと思われます。JTのはかなり紙に近いものであるのに対し、こちらは紙は紙なんですがよりリトルシガーらしい仕上がりになってます。心地よい苦味も感じられ、貧乏人の吸う煙草かも知れないが一服に対する欲求はなかなか満たしてくれる存在ですね。ジャンクフードをしこたま食らった後にこれに火を付けると底辺なりの幸福感に満たされていい感じです。

わかばやキャメル、フィリップモリスラッキーストライクといった仕方なくリトルシガーになっている銘柄群とは違うと言う事なんでしょうかね。そんなに豊かで素晴らしい味わいとは行かない安リトルシガーではありますが、纏まってはいますね。

入手性はどうでしょうか、コンビニだったらそこそこ置いてあるというぐらいでしょうか、日辰貿易の取り扱いなんでマイナーな方ですね、ブライト、アークロイヤル、ダブルハピネスなんかも置いてあるところでないと手に入らないかもしれません。近所にそれらを扱う店があればいいですが、わざわざ遠くまで行って買う煙草じゃありません。それでも吸ってみたいと思う方はきっとマニアです。
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マールボロ・ヒートスティック・バランスド・レギュラー

マールボロ・ヒートスティック・バランスド・レギュラー 

20本入り

550円

iQOS専用たばこ

名前はバランスドなのに存在が不安定ぎみなこいつを買ってみました。

リッチレギュラー程の吸いごたえは有りませんが、3ミリぐらいの吸いごたえは有ります。

初めて吸った時はなんだかキャベツの芯を思わせるような味でしたが、今回改めて吸ってみたところ、意外なほどバランスが取れていて少し驚きました。慣れただけとも取れますけどね。

アイコスの中ではアレな存在だと決めつけていましたがそんなことなかったみたいですね。フィリップモリス社にしちゃ上出来です。これは好きな部類です。

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バランスドレギュラーですから、普通のレギュラーやこないだのリッチレギュラーはアンバランスなんでしょうかね。

パッケージのカラーリングは私はこれが一番好きです。若干の年寄り臭さが何とも言えません。日陰者の私にはピッタリです。訴求力の弱さと実際のギャップその一点のみがツボです。でも弱いなあこれ。
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封を開けるとなんかいい香りがしてきました。

マルボロの香りがこれだったかどうか記憶はイマイチですが良いもんです。ただ、使われている葉っぱの量が圧倒的に少ないですから、香料が飛ぶのは速いはずです。なので開封したらさっさと吸ってしまった方がいいと思いました。

あとはこれを常備するとしたら、加湿も考えた方がいいでしょう。開封から数時間で香りが結構違ってきますから湿度管理を徹底しておけば、ふと思い出した時にアイコス吸ってみようとなったときに"うげげ"とならずに済むのでは?

でも、アイコスでそこまでする??という疑問はぬぐい切れません。なので今回はやりません。

刺激がほぼないんでそこがウィークポイントになるでしょう。かなり重要な要因ですが、残念ながらこの煙草にはそれが圧倒的に足りません。加熱式煙草を敬遠するひとの多くはそこが原因ではないでしょうか。これなら紙臭い紙巻煙草のほうがマシです。

あとでパイプで口直しでもしようと思います。
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こっそりアイコスシリーズは加熱式煙草に訂正しました。

マールボロ・ヒートスティック・リッチ・レギュラー

マールボロ・ヒートスティック・リッチ・レギュラー 

20本入り

550円

iQOS専用たばこ

後発組のマールボロのヒートスティック。ただのレギュラーは立場が危うくなってしまいました。これを買った店では普通のレギュラーは置いてませんでした。

レディーボーデンやらハーゲンダッツばかりでは飽きてしまうので、たまにはガリガリ君でもといった感じで、こういうのを選ぶ事も必要になり買ってみました。

バーコードは76なのでスイス製ですね。

味の方は好みは人それぞれですが、アイコスの中では常識的で、それでいてアイコスなりに充分な吸いごたえがあり、私にしてみれば常喫は考えられませんがこれでいいという人も当然いらっしゃるでしょう。

あとこれは空気が乾燥しているからかもしれませんが、なんか喉が渇きやすいような気がします。

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この手の煙草にしてはリッチなんでしょう、紙巻煙草にしてみたら4~6ミリぐらいの吸いごたえはあります。

吸い終わった後に葉っぱがヒーツより抜けやすいと感じました。これはブレードに付着して上手く刺さらなくなる原因になるんではないでしょうか。たまにはiQOSもしっかり掃除した方がいいみたいです。
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この重量の表示は義務なんでしょうかね、たった5.3gの煙草で550円です。そういうことは考えてはダメなんですが、これが時代ってやつでしょう、この前健康診断でこの先喫煙者にとって環境が良くなることはないみたいなことを言われましたが、まあ向こうは仕事でしょうから仕方がないとして、なんだか随分と昔の悪い汚らしい喫煙者をイメージしているように感じました。小学校なんかでもそのようなばい菌扱いな教育をしていると聞きました。喫煙者って呼び方も好きじゃないですね。
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空気穴はありませんね。

ちょっとしたお出かけのお供にはこのアイコスシリーズはいいんじゃないでしょうか、葉巻・パイプは日本の社会にはどうしてもアンマッチですから。そういった環境は自分で作る時代です。今まで世間に任せていたのがそうではなくなった、たったそれだけのことです。それから葉巻・パイプは否が応でも主張が激しいですから、紛れ込みたいときはこういう電子煙草は最適ですね。何も悪いことをしようってんじゃありませんよ。
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クバオ・ミニシガリロ・ハニー

クバオ・ミニシガリロ・ハニー

5本入り

650円

ガリ

世の中の状態が良くないですね。こんな時に真っ先に粛正されるのは煙草ですよ。肝に銘じておきましょう。

貧民窟にいるのは目付きの悪い奴等ばかりで、町外れには底が見えないぐらいの崖があって、古いアパートなんかはすぐ火事になる。犯罪も普通に蔓延っており、まさにこの世の果てに居るような気分になり、何とも混沌とした世界。

最近こんな風な夢をよく見るんです。でも煙草に火を付ければそんな環境でも悪くはないと感じるものです。こんな話が枕として適切かはよくわかりませんが、このクバオ・ミニシガリロ・ハニーは、火を付ける前からなかなかの蜂蜜香を漂わせてきますね、いざ着火してみればフローラル系ともいえる蜂蜜感が序盤からやってきます、これはかなりしっかりとした蜂蜜着香です。

中盤から終盤にかけてはその蜂蜜感は薄れていきます。これは意外でしたね、意図的なものなのかは不明でありますが、このハニーに於いては葉巻感と着香は徐々に分離していくのです。しかし完全に分離してしまう訳ではないのです。あくまでも味のコンビネーションは保ったままです。

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これで、クバオの全4種は制覇してみた訳ですが、好みの順位はあえて付けないでおきます。

このシリーズは美味しいものだと思いますから、いずれまた店に行ったときに購入することもあるでしょう、それでその時の気分で選ぶことになるでしょう。

確実に言えることは、この葉巻は安価でありながらもリラクゼーションのために存在しているということです。フレーバーが違うだけでもなくそれらが元の葉巻の味といい感じに絡み合い、全く違った雰囲気をそれぞれ提供して来るのです。
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おおッと、シガーバンドだけの写真を撮り忘れてしまいましたが、安葉巻ですからそこはいいですよね。それから、シガーバンドはギリギリまで外さないで置いた方がいいかもしれません。

ものによっては終盤に形崩れしますので、各人の勝手ではありますが、それを防ぐためにそのようにしましょう。オリジナル以外はシガーバンドはホントに巻いてあるだけで、すぐに外れてしまうんです。まあこれはロットによるものかもしれませんけど。

クバオは手頃ですし常にストックしておくのもアリだと思いますよ。

クバオ・ミニシガリロ・チョコレート

クバオ・ミニシガリロ・チョコレート

5本入り

650円

ガリ

今日はクバオのチョコレート。

予想していた通りのビターチョコレートフレーバーで、より苦味を感じやすいと思いました。フレーバーによって葉組が違うんでしょうか、そのあたりは不明ですが、これもまた違和感のないものに仕上がったおり、クバオはチョコレートフレーバーしか存在しないとしてもそれなりに納得のいく味わいです。

上手な着香ですね、芳香剤みたいにベタベタの着香ではなくて、葉巻らしさの邪魔をしないレベルの着香です。この苦味はチョコレートによるものか、それとも元の味なのか、元の味だとしたらオリジナルやバニラとは葉組は違っているはずです。ここまでの苦味は有りませんでしたから。だからやっぱりチョコレートフレーバーによるものなんでしょうかね。

ちょっと苦すぎると思ったら、加湿してみるといいのかもしれません。

やり方は簡単です。何も本格的なヒュミドールを立ち上げる必要はありません。タッパーウェアに湿らせたティッシュやスポンジ、園芸用オアシスなんかと一緒に葉巻を半日から1日ほど入れておけばいいんです。1日1回はふたを開けて様子を見てください。季節にもよりますが、数日放置したりするとカビが生えたりします。だから1日1回はふたを開ける。加湿しすぎだと感じたらタッパーウェアから葉巻を出す。ドライシガーですからこれぐらいで充分です。

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見た目はチョコレートフレーバーだからって特にラッパーの色が他よりも濃いめとは言えないみたいです。照明の加減でそう見えているだけですこれは。クバオはどれも濃いめの色のラッパーが巻かれております。シガリロを名乗っていてもラッパーは紙なんてシガリロもありますが、これはナチュラルラッパーです。

パッケージにはハンドメイドってありますが、機械巻きだと思います。
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シガーバンドもパッケージ準拠のチョコレート色。

フレーバードのシガリロにはあまりいいイメージを持っていない人も多いと思うんですが、そんな人にはこのクバオのシリーズをお勧めできますね、何より私もこういった着香ものにはいい印象はありませんでしたが、改めて喫してみると凄く吸い易くてよいものであることが今回のクバオシリーズで判明しました。あとハニーが残っていますがそちらはどんなもんか非常に興味が湧いてきますね。
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クバオ・ミニシガリロ・バニラ

クバオ・ミニシガリロ・バニラ

5本入り

650円

ガリ

着香無しのオリジナルでも充分美味しい部類のクバオには、フレーバー付きもあるんです。今日はこのバニラ。

苦味のあるアークロイヤルを思い起させるバニラの風味が加香されており、元の味でさえ甘みを帯びている上に少し方向性の違う甘い香りにより華やかさを感じずにはいられません。しっかりとした着香でありながらも決してゴテゴテしたものではなく大人のバニラ味です。

それにしても、バニラというものは煙草にとても合うものです。人工の香料でしょうけれどね。

正直なところ、バニラ味なんて在り来たりだなあと火を付ける前は感じていましたが、いざ着火してみればこの完成度ですから、他のフレーバーにも期待が持てるというものです。仮にクバオにはバニラ味しか存在しなかったとしても別に違和感はないぐらいに調和のとれた味わいです。

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クバオは短いのに太さがそれなりにありますから、その煙量感は豊かなものです。変な辛みなんかも無縁で、今現在の私の中ではベストバイのシガリロになっております。ラッパーにも変にひび割れがしていたりするようなのも今のところは無いようです。

低価格な部類ですし、このフレーバーラインナップは気分転換には打ってつけですね。
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シガーバンドも特別にデザインされているのではなくて、パッケージと同じシガーリーフの写真に紋章と銘があるだけで、ドライシガーなんでこういうのでしょうと言わんばかりです。大仰でなくていいと思います。

何よりもこの手のシガリロは、プレミアムシガーみたいに嫌味がないから好きですよ。下町のボロ家で燻らせるのも様になりはしないが、やはり煙草が好きならば1日に20分でも30分でも習慣としての煙草ではなく、煙草と向き合う時間が取れると1日の満足度も上がるというものです。

皆さんはどうですか?そういう時間は取れていますか?

私自身はまだまだ足りないような気がしております。
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