中南海ライト
20本入り
470円
タール8mg
ニコチン0.6mg
紙巻そのものの香りは薬草のような酸っぱさというか苦いようなかつての「霊芝」に感じた漢方っぽさを感じる。
チャコールフィルターで空気穴は細かいものが一列、吸い口は白。
フィルターは柔らかく終盤はつぶれてしまうほど。
羅布麻、甘草などのエキスが配合されているらしい。
葉もすべて中国産ということだがヴァージニアの甘さや、バーレーの渋みなど本来のタバコの味は日本人向けにかなりそぎ落としてある。
外国たばことはなぜこうも日本人向けというとこう当たり障りのないものにしてしまうのか個人的にはそこが残念でならないが、今はなき「霊芝」や「三七」よりもフレンドリーであるとも言える。フィルターをちぎると霊芝っぽさが増した。
非常に吸いやすく紙巻特有の理不尽ないがらっぽさはない。清涼感もある。これが各種漢方によるものかは私にはわからないが、こういう紙巻はほかには余り無いと思う。
後味は喫煙中も感じる心地よい苦味が残る。
葉詰めはやや緩く、燃焼も速めではあるが、目くじらを立てるほどではない。
非常に常喫向けであるが入手性に難がある。
最近風邪をこじらせておりまして、普通の紙巻を吸うと当然ですが痰が絡むのです。
ところがこの中南海ライトならそれが明らかに少ないのです。
拙い文章と中途半端な経験と知識。
煙草とそれにまつわる何かを書いていきます。
半分以上、私自身のメモのようなものです。