ピース(20)
20本入り
510円
タール21mg
ニコチン1.9mg
ラッキーストライクの次はピースである。
どちらもパリ出身の工業デザイナー、レイモンド・ローウィのよるデザインなのだ。
創世記のノアの箱舟よりノアが放った鳩がオリーブの葉をくわえて帰ってきたことから、安息の地は近いとするエピソードによる。
ピースというとバニラ着香のバージニアブレンドというイメージだが、このフィルター付き20本入り(ロングピース)は蜂蜜の着香もしてあるらしい。(以前からそうだったかは自信が無い、数年前に喫した時はフィルター臭くて野暮ったい印象だった)そのかわり、バニリンは少なめな感じがする。両切りのピースとは違いすっきりした印象だ。
この煙草もアメスピと同じく忙しい向きにはおすすめできない、短い時間でさっと吸うには向かない、こちらの方で煙草に合わせてやる必要がある。
また強すぎると感じたら自分で空気を混ぜながら吸えばいい、昔からある銘柄は味がいいから生き残っているのもあるが、スモーカー側のスキルもあって現代まで残っているということはないだろうか。ゴールデンバットやしんせいが消えてしまったのは、スモーカーのせいでもあるのだ。両切りたばこをちゃんとやれる人間が居なくなってしまった。
いつの間にか100%バージニアリーフなんて表示がある。
これもスモーカーのすそ野を広げる意図があるのだろう。TN値の高いたばこは若い人は敬遠するかもしれないが、こういう強いたばこは若い人にこそ吸ってもらいたいです。
フィルターオリジナルの表示はここに追いやられてしまった。