ピース(10)
10本入り
300円
タール28mg
ニコチン2.3mg
私にとって久々のショートピースです。なぜ久々なのか、それは探さないと売ってないから。
こんな芳醇でレベルの違う最高級の紙巻煙草が探さないと手に入らないなんて酷いじゃないですか。
今時これを所望する人はきっと100人に1人も居ないでしょうからしょうがないのかもしれません、でも昔の日本映画なんか観るとちょいちょい出てきますけどね、『田園に死す』やら『南極物語』なんかはすぐに思い出されますね。
裏面には控えめながらもど真ん中よりに100%バージニアリーフとの表記があります。
小さい文字ですけど神々しさを感じてしまいます。
今は中の銀紙にはミシン目が入っていて、これは余計なお節介というものです。
昔みたいに紙と銀紙が別のものではありませんので、その銀紙を沢山集めてでかい銀玉を作るなんてことは今はもうできないのです。
味については今さらアレコレいう必要は無いでしょう、良いものであるとだけ言っておきます。
では味は問題がないわけですから、問題になってくるのは味わい方です。この煙草は両切りでTN値が高いです。だからシガレットホルダーを使ってもいいし使わなくてもいい。使わない場合は葉っぱが口に入りにくい吸い方を編み出せばいいのです。
それから強い部類の煙草であるからというわけでもないですが、これは口腔喫煙が前提であることが解ります。実際その方がおいしいですからね。本来煙草は口腔喫煙するものなんです。当然マニアの人ならそういうことは知ってますよね。
ショートピースはフィルター付きの低タール煙草とは全く違ったものなんです。それは強いとか両切りだとかそう言った意味ではなく、これを吸う人だったり環境みたいなもんが違ってきますよ、パイプ煙草なんかはその最たるものでパイプをやるたびに思うんですよ、これは今の世の中に適合していないということを。
でも決してそれが悪い事かというとそうでもなくて、寧ろ良いものであることに気付くのです。ショートピースを吸ったことのない人は是非一度吹かしてみれば解ります。
やっぱり旨いですよ。