ジェー・ピー・エス KS ボックス
20本入り
520円
タール11mg
ニコチン1.0mg
若干のマイナー感がありながらも、凡そ煙草が好きな方であったら、一度は吸ったことがあるであろう英国生まれのシガレット。しかし現在、日本で普通に手に入るものは、ブリティッシュアメリカンタバコ社製のものである。
古い人間であればチーム・ロータスのF1マシンを真っ先に思い浮かべるであろう。
その味わいについては、洋モク然としたものでありながら、心地良い香ばしさが一番目立っています。甘みはあまり感じませんが、マルボロやラッキーストライクにある何とも言えないバタ臭さが無い分、喫しやすいと言えるかもしれません。
今はアメリカ製ですが、元は英国製であったからなのか、そこは定かではありませんが、ある種の英国的奥ゆかしさみたいなものを感じます。わかりにくいですねこれでは。
甘みの少ないビスケットを口に放り込んだ時の香ばしさに近いですね、これは。
べたべたの洋モクに辟易した方にはもってこいです。
かつてはメンソールもありましたが何時の間にか廃盤に、それより前には白地に黒のマイルドもありましたが、それもとっくに廃盤。ソフトパックも今は廃盤で、オリジナルのボックスだけが現在手に入る状況となっております。
シンプルでいいデザインだと私は思います。
中身の方はコルクチップ柄の吸い口にゴールドのラインが1本。そして巻紙の方にJPS。
空気穴は非常にまばらながらも1列存在する。
その見てくれはまさに"ザ・紙巻煙草"といった具合で、その味わいと共に日本の煙草とは絶対的に違うものだが、これでもかと言えるほど煙草らしさを表している。
とくにこれと言って尖ったものを感じられないにもかかわらずにである。
