20本入り
540円
タール6mg
ニコチン0.5mg
現在はシェアナンバーワンはセブンスターに譲っているものの、その前のナンバーワン、現在のナンバーツーのシェアを誇る超どメジャー紙巻煙草。
入手性において一切の不自由を感じることのない銘柄です。現代の即物的消費生活を送るにおいてはベストなチョイスとなり得る一品ですね。低タールでも軽すぎる程でもないですし。
味わいの方は、これはケントの6ミリより弱く感じます。でもあちらほどわかり易いものではなくて、バージニアの香りなんかは弱いからというのもありますが、探さないと解りません。メビウスシリーズが嫌いって人は"なんだかカビ臭い"なんて言うんです。
これは案外玄人向けで、高ストレス時に最適で個性的かつ複雑な味わいになっております。この弱さでこんなにも懐の深い紙巻煙草はそうありません。売れるのも頷けるというのもですよ。
一口目に"あ、美味しい"ってなる訳じゃなく、何となく必要になってくる煙草。
面白味なんて全然ありません、ツマラナイ煙草です。でもなんかこれじゃなきゃダメなんだよなってなるそういうやつ。
紙巻煙草には苦味が必要だって時にこれを選ぶといいかもしれません。
空気穴は1列。しかし、SUPER LIGHTの表記はありませんでした。
わざわざ印刷しなくていい訳ですからコストカットになりますね。
これ、540円の価値があるかは微妙ではありますけど、煙草はまだしばらく吸いたいけれど、変にこだわるつもりもないって人にはとても良い具合だと思います。
これが更に突き抜けるとラーククラシックマイルドみたいになるんでしょうね、あれリベンジしてみようかな、なんて思ったりします、記事にするかは別として。
フレンドリーだけど昔ながらの煙草ですね、古い友達なんだけど、基本いい奴なんだけど結構地雷も持っているけど、そこは付き合いの長さでカバーできるみたいな奴、みたいな煙草。
共感できる人だけ共感してください。