煙草は遊び

クバオ・ミニシガリロ・オリジナル

クバオ・ミニシガリロ・オリジナル

5本入り

650円

ガリ

フィリピン製の手頃なサイズのシガリロ。クバオ。

これは比較的に新しい銘柄です。 

このオリジナルの他にも、フレーバー付きがバニラ、チョコレート、ハニーと存在し、それらも今回仕入れてきましたのでまた今度紹介するとしましょう。

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1本ずつフィルムで包装してあります。シガリロとは言え短いですが、それなりの太さがありますね。これでだいたい15~20分ぐらいは楽しめます。巻きがしっかりしている証拠ですね。

ヘッドがカット済みのドライシガーですが、こういうものが葉巻なんですよって言う事をわかっているように感じましたね、見てくれだけの葉巻とは違います。味わいの方はアーシーよりもナッティーな、それでもって桃のようなフルーティーさもあり、それらがあまり強くはない煙草感が、十分と言える芳香と共にやって来る感じでした。

値段とかを考えればとてもいい部類です。リピートもアリです。実際のところこのオリジナルに関しては私自身リピートな訳でして、また買おうと思わせるに足る味わいを持つシガリロです。
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シガーバンドには鶏が見えますね。クバオとはフィリピンの地名らしいので、鶏が有名なんでしょうか?そこんところはよくわかりません。

安価で小さい葉巻ですが、これを日に3本もやれるならばスモーカーとして豊かに過ごせていると言えるんじゃないでしょうか。いっそのことこれを常喫にしてしまうのもアリです。

今や煙草は完全にプライベートなものになりました。自分のテリトリーで、自分だけの時間で、このことにおける良し悪しはまたの機会にするとして、思想家でも何でもないこの私が、こいつを燻らす20分間で煙草の行く末などを憂いたりしてしまうんです。

でも思い出さなければなりません。煙草は本来は様々なシチュエーションとの親和性の高いものであることを、そして今、世の中はこの事実を我々スモーカーに忘れようとさせ、個としてのスモーカーであるように仕向けています。孤独なのは別に悪くないですが、力が弱まって行くのは我々にとって不都合ですよね。

以前も書きましたが世の中そんなに綺麗なもんじゃないです、でもそれらも含めて我々は全て受け入れなければならないのです。たとえそれが受け入れられない事だとしても、目の前の事象を受容するのがあるべき姿というか、煙草が美味しく吸える未来につながると思えるんです。

だいたいですよ、そんなにクリーンであることに拘ったって、どうせ毎日のように汚物の権化ともいえる大便をひり出しているじゃないですか、年老いた親の介護が必要になったら弄便なんて問題も受け入れなきゃならないんですよ。うわべだけのクリーンさを求めたってどうせ世の中糞まみれなんです。

だからこそ煙草で一服つくのが重要になるんです。
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