ピール・ギリシャヨーグルト
20本入り
550円
タール9mg
ニコチン0.7mg
ピールはこのギリシャヨーグルトの他にオレンジやグレープ、ハニーレモンといったフレーバーシガレットのみが存在する紙巻煙草でありますが、今回はこの以前から気になっていたギリシャヨーグルトをチョイスしてみました。
煙草で乳製品のフレーバーってのはこれの他には今は無きパイプ煙草、バター風味のガレリア・モンテゴベイぐらいしか思いつきません。これはもしかしたらどちらかというとおっかない部類の煙草かもしれませんが、一体どんな雰囲気となっているのでしょうか。
空気穴は判り難いのが3列ありました。私にはルーペでやっと見えるレベルです。
そんでもってカプセルが仕込まれていて、こいつを潰すとさらなるヨーグルト感が控えめなメンソール感と共に追加されるといった仕様になっており、吸い口にはほんのりとヨーグレットような味が付いていて、これは人を選ぶ仕様と言えます。また、シガレット自体の香りもヨーグレットを思わせるものであります。
その味わいですけども、ギリシャヨーグルトってのはちょっとだけ調べたところ、ヨーグルトの水分やホエイを搾り取って濃厚な味わいにしてあるものだそうで、たしかにこの煙草のフレーバーは、吸い口の味付けといい、カプセルをつぶした後の隠し味的なメンソールやらはその雰囲気を再現するのに必要な仕掛けであると理解することができます。
全体のまとまりはそれほど完成されたものではないように思えますが、完璧にやってしまうと今度はわざとらしさや偽物感が目立ってしまいそうでもあり、これはこれでいいのかなという出来でもあるわけで、実はとても完成度の高い煙草なのかもしれませんね。
色物ではありますが、入手性に難がないのであれば、私は常喫もありなのかななんて思いました。