中華・ソフト
20本入り
1050円
タール12mg
ニコチン1.1mg
中華にはね、ソフトパックもあるんです。しかも1050円という超強気の価格設定。
さて一体どんな感じに仕上げてあるのかさっそく確かめてみるとしましょうか。
見てくださいこのホログラフィックなキラキラ中華を。
封を開ければ渋い印象のシガレットがお出ましになりました。
何だか如何にも中国っぽいぺたっとした色合いのコルクチップ柄の少し長めの吸い口ですね、フィルターはプレーンで空気穴は開いていないようです。
喫味ですが、以前に紹介したボックスタイプは華やいだ印象でしたが、このソフトパックバージョンはそういう判り易い方向性ではなくて見た目通りに渋味や苦味なんかが感じられてそれでいて甘みも感じられるといった様子で、ファーストインプレッションとしてはとてもおとなしいものであるなというのが正直なところであります。
ある意味では予想外の展開ではありますが、そこはやはり高級煙草らしく紙巻煙草に求められる要件は充分以上に満たしております。煙草というものは何も華やかさだけが肝要なわけではなくて、独特の重厚さをもって究極に近いシガレットとはこういうものであろうと訴えかけてくるのです。値段含めて万人に理解されるものではないのかもしれませんが、この中華ソフトの苦味とか渋味とか甘味といったものは我々が普段味わっているような庶民的なシガレットは如何に表面的で底の浅いものであることを思い知らされます。滋味ですよ滋味。中華・ソフトは味が良い。ごちゃごちゃ書いてもつまりはそういうことなんです。