ロックン・チェア
40g入り
1110円
パイプたばこ
アメリカンタイプのココア着香。火をつけた途端に良い香りが鼻腔に突き抜けます。
よく残ってるよなあこれ、それだけ隠れファンが多いってことでしょうか。
軽い喫味で、人工的なココアの香り、煙の柔らかさは余りなくてとげとげしいまでは行かなくとも、ざらついた感じ。
そして、火付き・火持ちが凄く良い。過燃焼に注意が必要になるレベルです。
これは、性能の高いスポーツカーでサーキットを走る際、
(そんな機会あまりないですけど)
全開でアクセルを踏みたいけど、それをするとコースアウトしてしまうので、踏みたいのを我慢させられる感じに似てます。
少しずつ軽めの味を味わって行く。そうすれば過燃焼やジュースの出過ぎに悩ませられることはありません。ボウルが熱くなり過ぎたら少し冷めるまでパイプを置きましょう。それでも再着火せずとも喫煙再開できるぐらいに火持ちがいいです。
味の方は人工的でありながらもパッケージにエクストラマイルドとあるように薄いミルクで割ったココアのような感じで、悪いもんじゃありませんよ。
パウチを開けると説明書きがありますが、どんな葉を使っているかとか、ストレングスはどうだとか、ルームノートはどれぐらいだとか具体的な情報はありません。
葉っぱ自体は細かめの刻みで、火をつける前は何やらドライフルーツに近い香りがします。
パッケージの表にはロックンチェアⅡとありますが、こちらにはⅡの表記はありません。そしてご丁寧に(パイプタバコ)との表記があります。
マックバレンに製造委託になったときにⅡになったんです。JT製造時代はⅡはありませんでした 。言わばⅠですね。
もしかするとこの煙草は、パイプの初心者が舌焼けをしないように吸うにはどうすればいいのか練習するのに向いているかもしれません。