キャプテンブラック・オリジナル 42.5
42.5g入り
1400円
パイプ煙草
いつの間にかパッケージが現代的になっていましたね。ちゃんと封がしてあって、フレーバーが周囲に漏れ漏れなんてことにはなっていませんでした。。
ブラックキャベンディッシュとバーレーの組み合わせと表記があります。
開封してみるとこんな感じで、いかにもパイプ煙草だなと思わせますね。
葉っぱの香りも着香パイプ煙草といった風情で安心しました。
この葉っぱは湿り気を感じます。ボウルに葉を詰めると少し手がべたつきます。
リトルシガーのキャプテンブラックは高級路線でしたがこのパイプ版は違っていて、3段詰めとか几帳面なことをするのではなくラフにガバッと一気にボウルに葉っぱを詰めてしまっていいような感じがします。なぜならば火付きの良さと火種の維持の容易さ、それから何よりこのバニラクリームか黒糖のようなフレーバーが実にカジュアルで良い具合なんですね、イギリスタイプの葉っぱなんかだとじっくりと葉っぱと向き合って味わうことが前提のようなものですが、このキャプテンブラックはそうではなくて多少雑に味わっても火が回りすぎて味わいが崩れるようなこともなく終始同じような味わいをもたらしてくれるからなんです。イージーなんですよこれ、この煙草はあんまり余計なことを考えずに適当にやるのが1番なんです。
そんな吸い方をするからなのかもしれませんが、燃え進みが速いように思えました。大き目のボウルのパイプに今回は詰めたんですが、吸い終わりまで1時間かかりませんでした。着香がしっかりしているからなのか理由は解りませんが不思議と過燃焼にはなりませんでしたね、ジュースもそれほど出ませんでした。このあたりはパイプの状態や吸い方なんかに左右されるものではありますが、意外に感じました。
それでも着香煙草の代表格みたいな銘柄ですしルームノートはそれなりにしますよ、でも悪い印象はあまり抱きません、好きな人にはいい匂いです。それからパイプ煙草はどうしても終盤は味わいが落ちるものですがこのキャプテンブラック・オリジナルはそんなことはなくて、最後まで楽しめます。だから吸い終わりも味がしなくなったら終わりなんだなというのがはっきりとしています。
久しぶりのキャプテンブラック・オリジナルでしたがその完成度の高さにただただ驚くばかりです。