煙草は遊び

桃山(40)

桃山(40)

40g入り

1250円

パイプたばこ

かつては日本たばこ産業製造であったが今はマックバレンに製造委託されJTIにて販売を行っているメジャーな銘柄ではありますが、私はじつはこの桃山は今回が初めてであります。飛鳥は結構好きでたまに買うんですがこれは何故か今まで手が伸びなかったんですよ。

2014年あたりに喫味やらパッケージデザインが刷新されています。喫味の方は発売当初のものに近づけたらしいですよ。

藤子・F・不二雄氏や竹村健一氏が愛飲されていたとか。

ま、この辺はマニアの方なら何方でもご存じでしょうけどね、それぐらいメジャーな煙草です。でも私は初めてです。

f:id:UigOig:20220528210825j:image

今では気持ち安い方ではありますが、20年ぐらい前まではこの40g入りパウチが400円台で買えたのは今となっては衝撃ですらあります。

パッケージを開けていくと日本最古のパイプ葉銘柄であり歴史があるみたいな感じの事が印刷されています。

f:id:UigOig:20220528210828j:image

そして日本というよりもジパングといった方がよさそうな古地図と帆船。
f:id:UigOig:20220528210831j:image

明るめの色の葉っぱが多いですね、ヴァージニアにブラックキャベンディッシュ、オリエントといった感じなんでしょうか?(受け売りとも言う)
f:id:UigOig:20220528210835j:image

湿気は少な目で柔らかな葉っぱですからチャンバーに詰めるのは楽な方です。着火も容易であり火種の維持もそう難しくはない方かと思います。

ラム着香とのことですが何だか覚えのある味と香りかもしれません。マックバレンだからか飛鳥やシルクロードに通ずるものが有るような無いような、カピートやロックンチェアには似ていないと思います。

良い意味で雑っぽい煙草らしさが存分にあるためか、喫煙欲求は満たしてくれますね。つまり常喫にしたくなるような雰囲気があります。そのせいなのか100gの缶入りもラインナップされています。

なかなか良いですよこれは、ルームノートこそはっきりと誰かパイプをふかしやがったなとわかるものの、下駄ばきでパイプを銜えるとしたらこういう桃山なんかはうってつけなんじゃないでしょうか。もう少しフォーマルな場であればアンフォーラあたりで手を打てば良い訳ですし。

コクやスパイシーさなんかは少し物足りないですけど、煙草がホントに好きな方であれば気に入るんじゃないでしょうかね、この桃山は。