5本入り
600円
シガリロ
スペイン語で鳩を意味し、昭和の初期からの歴史を持つ知る人ぞ知るドライシガー。そんなに評判の良いものじゃないんですが、それ程悪くもないわけで、だったら別にこれでなくてもいいとなってしまうんですよね、元JTってのも敬遠される要因なのかもしれません。でも私はこのドライシガーは存在が好きでたまに買っているんですが、イヤミもなくてなかなかいいですよ。
その昔、これを常喫にしようと思ったことがあったんですが、田舎だったもんで入手困難で諦めたんですよ。だいたい1本で20分ぐらい楽しめますから、それを3,4回に分けて吸えばそれ程高い買い物ではない訳です、こういう安葉巻は実は貧乏人の味方だったりするんですよ。煙草を趣味と割り切れる向きであればそんなやり方もある訳でして。
5年程前にリニューアルされⅡが取れて、味わいも軽いながらもしっかりとしており、以外な程コクもある。
バインダーは例によってシートであるが、このサイズ故か味わいを大きく崩す要因にはなっていない様に思われる。
プレミアムシガーと比べたらそりゃ劣りますが、安目の価格で短時間でサッとやれるのは、今の社会に妙にマッチしており、計算外の魅力を放っているとも取れます。
パッケージデザインは非常に完成されていますね、リニューアル後Pに影が付きました。私はレトロで洒落ていると思います。
箱を開けてみると、やはり四角くなってしまっているが、細いのでそれほど気にはならない。でもやっぱり灰は柔らかく、フィラーの詰まり具合は値段相応なのかもしれません。
シガーバンドはこんな感じ。
出しゃばらずにシンプルです。
グロリアみたいに外した時にラッパーが割れてしまう事はないようです。