マリポーサ(シガリロ)
5本入り
700円
シガリロ
蜂蜜の香りがついていて甘くて軽いシガリロ。
これもまた懐かしい甘さで何処かで嗅いだか味わったかした香りだ。
ちなみにマリポーサは今回初めて喫したわけであるが、なかなか歴史あるシガリロでかつてはJTが製造販売しており、大きいサイズもあったようだ。
現在生き残っている「グロリア」「マリポーサ」「パロマ」三姉妹の中間レンジを担う。今はオーストリアに製造委託しているらしい。
パロマに香りづけしただけかなとも感じるが、とても軽やかで嫌みがない。並み居るキューバ勢のプレミアムシガーなんかと比べるのは野暮というもの。この甘軽さで15分から20分ほど楽しめる。
数年前にリニューアルされているようだ。以前の味を知らないので何とも言えないのだが改悪はされていないだろう。煙草呑みとは二言目には「昔の方が良かった」といいだす連中で、私も気を抜くとそんなセリフが口を突いて出るがそれではダメだと思う。
たとえ望まない変化でもそれに如何に対応して解決していくかが我々に問われているのだ、それができなかったスモーカーは既に淘汰されつつあるのではないか。値上がりしたから禁煙する、吸える場所がないから禁煙する、スモーカーはそれではいけない。
昔の人々はどうすれば美味しい煙草が吸えるか研究していたはず、たとえばそれが全体的に間違った方向に進んでいたとするならば、これから我々が修正を加えていけばいいのだ。
シガーバンドにはマリポーサがいる。スペイン語で蝶々を意味する。
LIGHT MILDともある、これを高級なバーで燻らせたら失笑ものだし、大衆食堂で燻らすのも別のいみで失笑ものだ。このシガリロは初心者向けなのは言うまでもないが、これをやるにはそれなりに知識も必要なようだ、スモーカーは笑われちゃいけない。