ランバージャック
20本入り
500円
リトルシガー
ほんのりとこれがシェリー酒によるものなのか、酸味があります。
最近の安いリトルシガーとは違ってかなり葉巻っぽさが感じられますね。
この銘柄は40年以上の歴史があるんですが、遂に廃盤となってしまいました。
どうしても吸いたい方は急いで探せばまだ何とかなります。そんなんだから廃盤なんでしょうね。厳しい世界です。シェリー酒着香とのことですが、シェリー酒自体が今じゃないというか、年配の方が食前酒に注文するイメージに今はなってしまっています。
海外委託になる前は10本入りでしたよ、1980年前後の空気感が何となく感じられるパッケージです。木こり感はあまり分かりませんが、当時の若者の大人に対する憧れが何となく感じられます。
パッケージにはⅡとありますが、正式名称はランバージャックのようですね。
空気穴はありません。
シート煙草は随分と色が濃いですね、安物リトルシガーとは違うということでしょうか。
巻きそのものの香りは酸っぱい香り、シェリー酒着香。
強さは10ミリぐらいですかね、 葉巻らしい苦味が心地いいです。後味も葉巻を吸ったんだと思わせるに十分です。これは良いもんですよ、廃盤なんて勿体ない。
知る人ぞ知る煙草ってこういうのですよ。パイプや葉巻となるとマニアの領域に入ってしまい、敷居が少しだけ高くなってしまう。でもリトルシガーならば紙巻の延長のようなものだから、気兼ねなくやれるわけです。
しかしながら、こんな煙草知らないって人が殆どで、特別に所望しなければ手に入れることは生涯ないのもまた事実。それも廃盤ならより一層のこと。
こういうものが好きな人って少数派なんですよ、どうしても。少数派ってのはその存在を自ら疑問視してしまう癖があったりなかったりで、たまにこういう煙草を吸って存在意義を確かめる。
でも廃盤じゃあ確かめようもない。
長い間お疲れ様でした。