キャプテンブラック・ダーククリーム
20本入り
640円
リトルシガー
軽やかですねこれは、こんなに軽やかだったでしょうか。もっとこう濃厚な甘さを期待していましたがそうではないようです。
軽やかな甘さで、終盤になれば葉巻っぽさはリトルシガーなりには感じられます。
それから、肺喫煙しても問題なく吸えます。それぐらい軽やかですが、吹かした方が美味しいのは確かなようです。
バリエーションとしてこのキャプテンブラック・リトルシガーは、ダーククリームのほかにチェリー、ホワイトクリーム、クラシックと存在していますがこのダーククリームが一番入手性がいいと思います。味わいや香りはパイプのキャプテンブラックには遠く及びませんが紙巻煙草しか知らない方はこれでもかなり満足できる煙草なのではないでしょうか。
本来のリトルシガーとはこれぐらいの価格帯、つまりは紙巻煙草よりは少し高めでちょっとだけ足を延ばさないと手に入らないぐらいの距離感を持った煙草なんです。
私は今でもその様に認識しています。
これは吸い口には甘みが付けてあって好みが別れそうではありますが、こういうのはカクテルみたいな感覚でやるのが多分本道というかそういうものというか、そんな風情のリトルシガーなんです。現在は煙草の世界は変な風になってしまっていますが少なくとも20年前ぐらいまではそんな感じでしたよ。フィルターをもいでしまおうかとも思いましたが、あるものをそのまま味わうのがいいような気がしましたので、今日はこのままにしておきます。
粋にさり気なくやるのが一番似合うんです。
ルームノートの強烈さは別に悪い香りではないので、キャプテンブラックという存在のきっと大事な部分なんだと思うんです。わかる人には説明は不要ですし、わからない人には説明不能なやつですよこれは。
リトルシガーといえばキャプテンブラック・スウィート。リトルシガーを所望されたら私はこれを買うでしょう。
空気穴は1列、数個のみ存在しています。
この煙草はデザイン領域が減少した現在においてもカッコよく纏めてきていてとても好感が持てます。以前のレトロなデザインも良かったですが、今の事情には対応できなさそうでありましたので、これは成功ですね。
味以外の部分にも気を配られて作られていると言えるリトルシガーです。